02.中級

●1号を発酵・活性化させて使用する

眠っている微生物たちを起こして、増えてもらって活性化してもらう!
たくさんの命が増えます!拡大培養をすることで、1本が100本~200本に増やすことができます。微生物が発酵するのでビタミン、アミノ酸や酵素などが増えます!ここがミソ。
相手に合わせる気持ちでなければ失敗しますからご注意ください。微生物に対して上から目線は失敗します。


A:米のとぎ汁発酵液…最初の濃い液を使ってください。超簡単


 

◇◆◇台所◇◆◇

・適当に薄めて、食器類をつけおき洗いする。
・まな板の汚れは、ふきんに米汁発酵液を一面に垂らし、一晩おいて翌日たわしでこする
・換気扇・ガステーブルなどの油のしつこい汚れも米のとぎ汁発酵液につけおき、繰り返すことで落ちやすくなる

◇◆◇トイレ◇◆◇

掃除に使用することで、においをシャットアウトし、汚れがつきにくくなる。排水管の奥まで汚れを分解。


◇◆◇洗濯◇◆◇

洗濯層の中に、米のとぎ汁発酵液50~100CCを入れ、一晩つけおきして洗う。洗剤の量が少なくて済む。襟や袖など汚れのひどい部部には直接塗ってから漬け置くと良い。

◇◆◇お風呂◇◆◇

200cc程度を薄める。塩素がEMの有機物と結合し無害になる。カビのつきやすいところには薄めて噴霧したりすることで予防できます。


◇◆◇掃除◇◆◇

バケツの水に100cc(1号のそのままの場合はキャップ3杯程度)を入れて、タンス・家具・床・フローリングなどの拭き掃除に。

B:活性液…EM1号のだいご味!あなたの愛でパワーアップしてください。


Ⅰ ペットボトル編



Ⅱ タンク編:10リットルタンクでの拡大培養→10倍活性液


用意するもの

10リットルポリ容器(キャップのついているもの)
EM1号 1リットル
糖蜜1リットル
お湯 8リットル(約40度)

1. 糖蜜(1リットル:熱湯消毒をする)をお湯(8リットル:40℃)に溶かし、EM1号(1リットル)を加える
2. よくかきまぜたあと、ポリ容器に入れてしっかりとキャップをしめる。
3. 毛布などで囲い、温度を20~30℃に保つようにする。
4. 発酵が進んでくると、ガスで容器が変形してくるので、ときどきガスを抜く
5. 乳酸発酵臭になればできあがり。普通7~14日でしあがる。
*早くしたい場合は糖蜜の量を減らすと早くなるけど、長く持ちません。


●発酵のための注意事項

水:水道水を使わない。

初期温度:40℃近くを確保する。

容器の清潔さ:リサイクルする場合はホワイトリカーで消毒すること。

エサの内容:黒蜜・黒糖(飲用にも使用する場合)、糖蜜(農業用資材)
・一度加熱処理をして殺菌・溶かすこと
・この頃の黒糖類はミネラル分が不足しているので少し増やしてもいいです。りんごジュースなどを加えてもいい。

空気を入れない:なるべくちょうど良い大きさの容器を使用する。
上部に空間がありすぎるのは良くない。

PH:できあがりPHが3.5以下になるように。(リトマス紙を使うと簡単)
ニオイをかいでみる。
あまずっぱい、もともとのEM1号のニオイに近いかどうか

★ミネラル分の補給として、自然塩をひとつまみ入れてください

★ペットボトルでつくる初心者はEMと糖蜜の量を10ccぐらいずつ増やしてやってみてください。糖蜜はEMよりも多めの方が成功しやすいです。