2012年1月4日水曜日

万寿のしずくvsEMXG

私たちがEM菌やEM関連飲料を使ってきたのは、売るためでもなんでもありません。
私たち、チェルノブイリへのかけはしは、救援団体ですから、「救援目的」で使用してきただけです。
今回の事件をふまえて、私たちの体験を発表した途端、まあ、インチキだの霊感商法だの、ずいぶん言われていました。
もちろん、想定内。
(霊感商法は聞いて笑ってしまった。霊感商法とは、壺と印鑑で90万円の世界のお話ですよね。EMなんで貧乏療法です)
相手は生き物ですから、培養のしかた一つでも結果が違ってくるし、十数年前はインチキものが売られてたくさんの人が騙されたようです。
また、培養がうまくいかない場合もあり、感情的にすかないというある一定の人たちもいることも知っています。
逆に、過剰に比嘉先生が大好きで独占したがる人たちも。これが問題。
そんな余波を、かけはしもかぶってきました。(ここから先生も知らない話)
この話をすると、みんな「えっ?」と思うかもしれないけれど、私達は、EMの関係のとある人達に排除されかけたこともあります。結構、シビアなんですよ。
大方のみなさんが想像されるような、VIP待遇でもなんでもない。
どんだけ、悪玉菌として、言われていたかわからない。
なぜ、そこから離れなかったかというと、子供達のために、EMが必要でした。
しかも、うちが紹介したスタッフが独裁政権が怖くて逃げ出す始末。
それでも、隅っこにいるような存在でしたが、なんにも言わないで、ただ、救援物資として、子どもたちにEMXを提供してくれたのは比嘉先生です。
一度も、「飲ませてみた結果子供達はどうですか?」なんて聞かれたこともないし、御礼も書いたことがない(失礼極まりない私たち)。

しかも、たまにちまたには培養博士のような方が、出てきてしまいます。そういう方と何人もお会いしたことがありますが、発酵の神様のようになってしまうんですよね。
どんどんいろんな装置をひらめきで思いついたり、創意工夫で自分でアレンジして菌を入れてみたり。

そしてそういうふうになってくると、EMXに近いものも作れてしまうようになってしまったり。でも、私はそれは無料で配るならいいけれど、売るのは違うなと思っていました。
いつも同じ品質を確保できないだろうし、しかも、EMが基盤なのだから。
私が最初に、微生物のことを勉強させていただいた方もまた、微生物博士のような方でした。いくつもの酵素商品を開発されてすでに販売されていました。
EM菌とEMXにのめりこんでいて。自分の治療している患者さんにたいする3000人のデータを元に、どのような飲ませ方が効果的かなど、ご教授頂きました。
完全に、何日も便秘をして腸マヒを起こしてしまって、うんうん苦しんでしまって運び込まれた人に、EMXを1本浣腸かけて治したなどなど。

「畑を耕すには午前中の方がいい菌が育つ、午後は嫌気性菌」というメモが残っていました。ということは放射能対策には午後のほうがいいのかしら、と思いながらそのメモをめくっています。
そんなすごい方でも、やっぱり、タブーを犯して、EMXのもどき品をつくって販売していました。
皮肉なもので、彼がつくりあげた酵素商品の方に今度は別の人が混ぜ物をして売っていたり。
でも、「万寿のしずく」は違う。れっきとしたEM関連商品です。
よく「萬寿のしずくとEMXGどちらをチェルノブイリの子供達に使っていたのですか?」という質問がきます。
両方です。
両方のデータも持っています。
どちらもEM菌の働きを認め、その良さを知っている。
私たちはどちらの争いにもまきこまれてたくないです。
私達だって、さまざまな企みで、はずされかけたこともあるから。
EMってそんなに恐ろしい世界なの?
いいえ、いろんな菌がいて、みんな好き勝手に生きているとそうなるのかもしれないと思います。
いたずら菌がみんなの中をごちゃごちゃさせて遊ぶ。
この間、沖縄のEMフォーラムに久しぶりに行きましたけれど、今、働いている若い人達はみんなさわやかで、いい風が吹いているように感じてほっとしました。
かかわるすべての人にそういう受難の時期も必要だったのかなぁと思います。
今は分裂するよりも力を合わせるとき。








2011年10月1日土曜日

自然の法則!

EMのことをお話したために、隨分と周囲が賑やかになってしまいました。
一度もあったことのない人に、「金儲けしてる」「カルト」などとネットで書かれていると聞いて、「へえ、そう?」と思います。
というのも、EMなんて、儲かるもんじゃないし、ちゃんと調べてみればわかることです。

そもそも活性液をつくることを進めているので、販売店さんにとってはいちばん痛いですよね。
今、「物理の法則」に反して、汚染地域でEMを撒いて数値が下がっている場所が出てきていますが(詳しいことは比嘉先生が本でも出して報告するでしょう)、これは本当に撒いた人の「努力度」によるとしか言えないのです。
データデータという人は、データに騙される。世の中に出ている放射能関連のデータなんぞ、正しいもんなんてひとつもないです。チェルノブイリなんてデタラメだらけです。

基準って何?今、汚染地域に入って、出てくるとき調査されて、人間も出荷牛も100,000CPMまでは除染されないとのこと。
物理の法則ってどこにあるの?ただ、セシウム137は半分に減るのは30年ってことしかわからない。そしてその放射能に火をつけたら、その毒火を消す方法を人間は知らない。
剥いでどこかに積み上げることしかできない。
微生物を撒いて、彼等が放射能を食べちゃうわけではないけれど、確かにカウントが下がる。
今の科学では説明できないことが多いように思います。現象が先にある。
エネルギーを吸収している。
その土地の微生物の状態も違えば、活性液の状態も違う。一概にこういう濃度でと言えないのがしんどいですね。「もう自分の直感を信じて、濃度を調節してください」とお母さんたちに言うのも申し訳ないです。
しかし、人間にとって働いてほしい光合成細菌も、外界にあるなんのことはない放線菌にあっというまに喰われてしまうというのですから、これは根気よくやっていくしかない。
福島の高汚染地帯の農民が、「EMまいて数値が下がったから村でもやったらいいんじゃないか」と言ったら「物理の法則」に反すると言われたとか。
「物理の法則? 自然の法則でしょ!」と、とある女性科学者の言葉。
科学が解明できない働きが自然界にあるのなら、その力に頼ってもいいのでは、今は思います。





バックグランド0.05めざして

すごい数値の高いところ、例えば1マイクロシーベルト以上のところなどは、自分もチェルノブイリの汚染地で、あるいは比嘉先生も、そして他の似たような微生物の研究者も4分の3までは、数値はドカンと落ちる。だいたい似たような落ち方の曲線が出ているようです。
(比嘉先生は10アールあたり100リットル週に2回、植物を植えていなければ活性液(培養したもの)そのままでもいいと言われているようです。このやり方は農地対象です。これはすごい量です。これは相当急いで大量投入。普通はそんなにできません)
0.5マイクロシーベルト あたりまで落ちた後は、やはり持久戦のようです。
そこから0.1まで落とすのは大変、根気がいるようです。
個人の場合は、お風呂のお水をじょうろや、あるいは農薬を噴霧する家庭用のホームセンターで売っているようなもので噴霧機を使ってもいいので、とにかく、毎日毎日、根気よく巻き続ける。
0.1マイクロシーベルトまで落ち着いたというお話も集まってきました。
今、福島では、活性液(培養したもの)を原液でもいい(畑ではなく、庭などから試してください)と指導され始めているとのことです。
注:活性液はそもそもEMの原液を薄めています。くれぐれも「EMの原液」をまちがって散布しないでください!
撒く前に、有機質を敷いておくとフタになるそうです。有機質とは、EMボカシ(障害者施設などで生産されています:ボカシネットワーク)あるいは、米ぬかなどを巻いてから、噴霧する。そうすると菌が蒸発してしまわないとのこと。
これまで活性液を自分で作って練習してこられた方は、まず陽の光にあてて、赤くしてみる、それが軽々できるようになったら3号を加えてみてください。3号はくさいので、嫌な人は無理をする必要がありません。
菌を土地に定着させるというのが、とても難しいのです。光合成細菌 の他にも放射能に抵抗性を持つ微生物がたくさんありますが、実験室で成功しても、外界のなんのことはない雑菌にくわれてしまうのが、菌の世界です。